デリケートゾーン(性器周辺)は、アポクリン腺が多く、たくさん汗をかく場所です。しかし、ストッキングやガードル、ボディスーツなどで締め付けてしまっていることも多いのではないでしょうか。

それらの下着によって密閉された状態になると、汗が蒸発しないため蒸れてしまい、嫌な臭いも発生します。デリケートゾーンの臭い対策として重要なのは、汗が蒸発しやすく、通気性の良い下着を身につけることです。

それと、デリケートゾーンに関しては、ムダ毛処理にも注意が必要です。多少のムダ毛処理であれば、汚れや汗が付いたり、蒸れるのを防ぐ効果が期待できます。つまり臭い対策として効果があるということです。

しかしデリケートゾーンの脱毛を行ってしまうと、かえって汗をかきやすくなることがあります。結果的に臭いも強くなる可能性があるので注意してください。

なお、生理中については、生理用ナプキンを使うことで、どうしても蒸れやすい状態になってしまいます。対策としては、頻繁にナプキンや下着を替えることが臭いの発生を防ぎます。

替えるタイミングは人それぞれですが、3時間以上つけっ放しにしないようにしましょう。生理用タンポンについても、こまめに替えることを心がけてください。

このように、デリケートゾーンというのは、他の部分に比べると密閉された状態になりやすく、汗の蒸発が妨げられることが多い場所です。そのため、常に臭い対策を意識して行っていく必要があると言えるでしょう。