入浴時は汗をたくさんかくので、それを利用して汗対策を取り入れる人も多いことでしょう。汗対策は喉が渇くので、こまめに水分補給をしながら行うことになります。

この時に飲む水の種類を工夫すると、汗対策の効果が高まります。具体的には入浴前、入浴中、入浴後に分けて考えていきます。

ただし水の種類を必ず変えなければいけないというわけではないのです。あくまでも効率よく汗対策を進めていくための手段なので、水分補給という点では普通の水でも構いません。以下に汗対策でおすすめの水を紹介しますので、参考にしてください。

・入浴前

まだ汗をかいていないので、大量に水を飲む必要はなく、喉の渇きをなくす程度です。水の種類としては軟水が適していますが、これは普通の水道水で構いません。

・入浴中

発汗によって失われるミネラルを補給するために水分をとりましょう。入浴中の水分補給に向いているのは、「コントレックス」などのミネラルが豊富な硬水です。

・入浴後

入浴後には体が疲れているので、それを軽くして回復する働きをする二酸化炭素を取り込むのがおすすめです。そこで、「サンペレグリノ」「ペリエ」などのミネラル入り炭酸水を飲むと良いでしょう。

このように、入浴前、入浴中、入浴後の水分補給にひと工夫を加えることで、汗対策の効果が、より高まります。入浴の際の水分補給は、喉の渇きやのぼせてしまうのを防ぐのが第一の目的ではありますが、体の変化に合わせて水の種類を変えると、それ以外の効果を得ることができるのです。